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眼瞼下垂手術

執筆・監修湯田竜司医師

執筆・監修湯田竜司医師

湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。
美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。


眼瞼下垂手術は本来、病気の方にする手術です。
つまり、保険診療で、保険適応が可能です。

ではどういう手術なのでしょうか?

それは

目の開きが悪い(病気)方の、目の開きを良くする手術です。

本来は、病気の方にする手術だったのですが
病気じゃない方もこの手術をすることで
より目をぱっちり大きくみせることができるため
美容整形手術として広がりました。

今では
黒目の見え方を大きくする美容整形手術として非常に人気がある施術のひとつです。
またの名を、デカ目手術、目力手術といいます。

ここでは眼瞼下垂手術について口コミなどでは得られない情報をプロならではの視点から詳しくお話し致します。

眼瞼下垂を横浜・東京の美容外科のおすすめ名医で保険適用で受ける

眼瞼下垂を横浜・東京の美容外科のおすすめ名医で保険適用で受けることが可能です。
私 湯田は、手前みそながら、同業の美容外科医間でも手術が上手いと評価いただいております。
横浜では「湯田眼科美容クリニック」
東京では「顔たるみ銀座美容クリニック」で保険手術を行っておりますので
保険適用での眼瞼下垂手術をご提供できます。

眼瞼下垂手術はこんな方におすすめ!

・まぶたが眠たそう
.目の開きが悪い
・黒目が小さい

 
上記でお悩みの方は眼瞼下垂手術によって解決できます!
当院で手術を受けた方の変化をご覧下さい。



眼瞼下垂手術ってどんな手術?

眼瞼下垂手術は、まぶたを持ち上げる(目をひらく)筋肉を縫い縮めることで
目を開いたときにまぶたを持ち上げやすくします。
黒目を縦に大きく魅せます。
目の開きが悪い方は、目の開きを良くすることが可能です。

眼瞼下垂手術のハレる期間は?

眼瞼下垂手術は方法によって腫れる期間は異なります。
個人差もかなりあります。
眼瞼下垂手術の方法は後で詳述しますが大きく分けて2種類の方法があります。
 

①皮膚を切る方法

多くのクリニックで行われている方法です。
皮膚を切る分腫れます。
腫れる期間はかなり個人差があります。
大きな腫れは3週間ほどです。
長引くと3ヶ月ほど腫れが長引くこともあります。

 

②皮膚を切らない方法

限られたクリニックで行われている方法です。
腫れはもちろん個人差がありますが直後からほとんど腫れない方も多いです。
腫れてしまっても1週間くらいで治まる事がほとんどです。

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どうぞこちらをクリックして下さい。

早くハレを引かせるには?

他のまぶたの手術と同様の内容ですが

(1) 冷やしましょう

術後3日ほど冷やすと腫れが落ち着きます。
冷やすことで炎症が早く治まります。

(2) 枕を高くする

寝るときは枕を高くすると、循環がよくなります。
まぶたのむくみも取れやすくなります。

(3) 炎症を抑える薬

美容クリニックによっては炎症を抑える薬をお出しするところもあります。

(4) 炎症を抑える注射をする

美容クリニックによっては炎症を抑える注射をするところもあります。

(5) こすらないようにする

こすると炎症が長引いてしまいます。

(6) 眠りすぎない

睡眠は8時間を超えるとリンパがむくみやすくなります.
適度な7時間ぐらいの睡眠がいいです。

眼瞼下垂手術を行った後、気をつけることは?

(1) ハレ

強い腫れは3日くらいで落ち着きますが、入浴などで体があたたまると一時的に腫れが悪化します。
ぬるめのお風呂か、シャワーでにしたほうがいいでしょう。

(2) コンタクトレンズの着用

2週間くらいはメガネですますほうがいいでしょう。

(3) お化粧

目周りのお化粧は皮膚を切る方法をされた場合は抜糸が終わる1週間ほどはしないようにしましょう。
皮膚を切らない方法をされた場合は次の日からお化粧ができます。

(4) こすらない

こするとハレが長引いたり、バイ菌が入ってしまうことがあります。

眼瞼下垂手術後のよくあるトラブル

(1) ハレが引かない、、、

通常3週間ほどで大きなハレが引く眼瞼下垂手術ですが、腫れが長引いてしまうこともあります。
人によっては3カ月ほどかかることもあります。
ハレが引くまで待つしかありません。
まれにバイ菌が入ってしまっていることもありますので眼科受診をしたほうがいいでしょう。

(2) まだ眠たい目、、、

控えめに眼瞼下垂手術をするとまだ黒目がぱっちりしないことがあります。
その際は再度眼瞼下垂手術が必要になります。
まぶたを上げる筋肉に問題がある場合は限界がある場合があります。

(3) 怖い目になった、、、白目がむいている(三白眼)

まぶたを持ち上げすぎた場合は白目がむいてしまうことがあります。
その場合はまぶたを下げる手術が必要です。

(4) 傷跡が目立つ、、、

術後間もない頃は傷跡が目立つものですが、6カ月以上経過しても傷跡が目立つ場合は修正手術が必要です。

(5) 三角のような目になってしまった、、、

まぶたを持ち上げる微調節が失敗すると三角のような目になってしまいます。
治すには修正手術が必要です。

(6) 目が痛い、乾く、ゴロゴロする。

まぶたを持ち上げると目が空気に触れやすくなり乾き目になりやすいです。
ドライアイの治療が必要になります。
眼科受信が必要です。

(7) 二重の形が変わってしまった、、、

まぶたを持ち上げると二重の形は変わります。
二重幅が狭くなります。
二重整形が必要になります。

(8) 人相が変わってしまった、、、

まぶたが持ち上がると、人相がややきつくなります。
眠たいおじいちゃん、おばあちゃんの目はやさしい目ではあります。

眼瞼下垂手術の具体的な方法とは?

眼瞼下垂手術には大きく分けて2つの方法があります・

皮膚を切る眼瞼下垂手術

皮膚を切る眼瞼下垂手術は腫れます。
まぶたを持ち上げるのと同時に、ある程度二重幅が調節できます。
また厚ぼったいまぶたを同時にすっきりすることができます。

皮膚を切らない眼瞼下垂手術

皮膚を切らない眼瞼下垂手術はあまり腫れません。
皮膚を切らない眼瞼下垂手術には2つの方法があります。

糸を埋め込ませる埋没法(まいぼつほう)

埋没法は後戻りがかなりあるためあまりおすすめできません。
また目がゴロゴロすることが多いのもおすすめできない理由です。

まぶたの裏(結膜けつまく)を切る裏下垂(うらかすい)

まぶたの裏を切る裏下垂手術は私もかつてはしょっちゅうやっておりました。
しかしながら目への影響があるため、いまではおすすめすることはありません。

手術操作をする部位によっても分類することができます。

眼瞼挙筋腱膜法(きょきんけんまく)


眼瞼挙筋腱膜法は多くの美容クリニックで行われている方法です。
まぶたのやや深めのところにある、まぶたを持ち上げる筋肉を操作する方法です。

ご老人には有効な方法ですが若い人には向いていません。

理由は、ご老人は、老化と共に挙筋腱膜が摩耗して薄くなっていることが多く
この手術で薄くなっているところを直接修復できるので非常に理にかなっており
キレイに治すことができるからです。

しかしながら若い方はそもそも挙筋腱膜は問題ないことがほとんどで
無理して挙筋腱膜で目の開きを良くしようとすると
スイッチをオンオフするかのような不自然な目の開き開きになることが多いです。
また、目が閉じにくくなってしまうからです。

ミューラー筋法

まぶたの深いところにある、まぶたを持ち上げる筋肉を操作する方法です。
ミューラー筋法は限られたクリニックで行われている方法です。
眼科のクリニックでは主流となっているようです。
自然な目の見開きで、非常にきれいな仕上がりになります。

両者

両者法は、ダイナミックな変化を求めている人に行う方法です。
強力にまぶたを持ち上げます。

筋肉の操作法によっても2つの分類があります。

タッキング法(プライケーション・プリケーション)

 



ダメージが非常に少ない方法です。その分後戻りすることがあります。

切除前転法(せつじょぜんてんほう)

 


筋肉をしっかり切除して、筋肉操作する方法です。
ダメージは大きいですが、後戻りする心配はありません。

※内角と外角処理について


内角と外角処理について。
この処理については美容外科医の中でも意見が分かれます。
内角と外角を切離することで
挙筋腱膜が前転しやすくなります。
私も、目の開きを良くするうえでやむを得ないときは行います。

内角と外角を処理するだけでは
目の開きが良くならないので注意が必要です。
あくまでも前転やタッキングをしやすくする処理だと考えましょう。

※開瞼抵抗処理について


開瞼抵抗処理について。
こちらも美容外科医の間で意見が分かれます。
モニュモニュした繊維組織を切除または切離することで目の開きが良くなると考えられています。
しかしながら手術の最中はたしかに目の開きが良くなるのですが
手術して1ヶ月もすると
この効果はほとんどもとに戻ってしまうことが私の経験で分かっております。
とはいうものの、前転あるいはタッキング手術が行いやすくなるので
私はほぼ前例おこなっています。
注意しなければならないのは
【開瞼抵抗処理だけでは一時的に目の開きが良くなっても元に戻る】ということです。

※何故ミューラー筋をいじることがあるのか?

眼瞼下垂を 1,000 症例以上こなしている先生はミューラー筋をまず間違いなくいじるはずです。
というのも仕上がりが綺麗だからです。ミューラー筋を操作しなくても綺麗にいくことは多いですが、1,000 症例を超えてくると限界に気づきます。
「スイッチを入れたかのように目が開く」
「不自然な開瞼」
「目が閉じづらい」
これは挙筋腱膜前転に頼っている術者の限界です。
この記事を読んでハッっとされる先生は少なくないのではないのでしょうか?

ミューラー筋を前転すると綺麗な開瞼が得られます。これは何故か??
ミューラー筋はゴムをイメージして頂ければいいかと思います。
かたや、挙筋腱膜は堅い紙です。堅い紙で引っ張れば不自然なスイッチオンオフ開瞼です。
またその硬さ故にあまり知られていないことではありますが、眼球が圧迫され屈折異常を起こすこともあります。
それに比べ、ミューラー筋は柔らかく、ゴムのように遊びがありますので自然な開瞼が得られるわけです。
ただしゴムであるがゆえにちぎれます。
そのため、当院では挙筋腱膜、ミューラー筋同時の操作が多いのです。
もちろん当院でもミューラー筋は極力損傷しないようにしております。

※ミューラー筋をいじってはいけないんですよね?という方へ。

一部の美容外科医、形成外科医の間ではミューラー筋をいじることに拒否反応を示すドクターがいるのも事実です。
これは医学論文に、ミューラー筋を障害することにより眼瞼痙攣を引き起こす、という報告があるからです。
ところが最近ではこの説を唱えていたドクターはすでに、手術後の眼瞼けいれんを直すためにミューラー筋を瞼板から外すという
ADMという手術を行っております。
つまりミューラー筋を損傷させているのですね。
ですから、ミューラー筋をいじってはいけない、という考えはすでに撤回されているのですが
未だにその説を信じられているドクターがいるのも事実です。

そもそも眼瞼痙攣は眼輪筋の痙攣であり、手術中の余計な侵襲により眼輪筋の神経に異常パルスが生じやすくなる、という考えのほうが的を得ている気がします。
もちろん証明することはかなり困難だとは思います。
ただし、医学の仮説は何が正しいかは証明するものがありませんので、一概にその仮説を否定するものではありません。
もちろん当院でもミューラー筋は極力損傷しないようにしております。


今回の記事は以上になります。

他にも、二重整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。

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