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【眼瞼下垂手術】完全ガイド|デカ目効果と保険適用のポイント

執筆・監修湯田竜司医師

執筆・監修湯田竜司医師

湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。
美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。

  • 眼瞼下垂手術とは?
  • 手術の目的と効果
  • 眼瞼下垂手術の種類
  • 保険適用と美容整形の違い
  • 術後のダウンタイムとケア方法
  • リスクと失敗例の対処法
  • 当院のおすすめポイント
  • お問い合わせ・施術予約

眼瞼下垂手術とは?

眼瞼下垂手術は、目の開きが悪い方のために、まぶたを持ち上げて視界を広げる手術です。
本来は病気治療として保険適用が可能な手術ですが、現在ではデカ目効果や目力アップを目的とした美容整形としても人気があります。

手術の目的

・黒目の露出を増やし、ぱっちりとした目を作る。
・まぶたのたるみを解消し、若々しい印象に。
・視界を広げ、機能面の改善も図る。
別名「デカ目手術」「目力手術」として親しまれています。

眼瞼下垂手術の特徴と種類

主な手術方法

皮膚を切る方法

・多くのクリニックで行われている標準的な方法です。
・厚ぼったいまぶたをすっきりさせ、二重幅の調整も可能です。
・腫れが出やすく、回復までに3週間~3ヶ月程度かかる場合があります。

皮膚を切らない方法

・腫れが少なく、直後から日常生活に戻りやすい。
・埋没法や裏下垂手術(結膜切開法)がありますが、後戻りやゴロゴロ感がある場合も。

保険適用と美容整形の違い

眼瞼下垂手術は、以下の条件に応じて保険適用されます:

・医師の診断で、目の開きが悪く日常生活に支障をきたしている場合。
・視力や視野が狭くなる「機能的眼瞼下垂」の診断を受けた場合。

一方、目を大きく見せたり、美容目的の場合は保険適用外となります。
当院では、保険適用の手術も提供しております。

施術可能なクリニック:

・横浜:「きくな湯田眼科」
・東京:「湯田クリニック銀座」

上記でお悩みの方は眼瞼下垂手術によって解決できます!
当院で手術を受けた方の変化をご覧下さい。



術後のダウンタイムと注意点

腫れの期間

1.皮膚を切る方法:
大きな腫れは約3週間、長引く場合は3ヶ月程度。
2.皮膚を切らない方法:
腫れがほとんどなく、1週間以内に落ち着く場合が多い。

腫れを早く引かせる方法

・冷やす:術後3日間は冷却を心がける。
・枕を高くする:血流を促進し、むくみを軽減。
・炎症抑制薬や注射の使用(医師の指示に従う)。

リスクや失敗例への対処法

よくあるトラブル

1.腫れが長引く
通常は3週間ほどで腫れが引きますが、3ヶ月以上続く場合は医師に相談してください。

2.目の開きが不十分
再手術が必要な場合があります。

3.目が閉じづらい
白目が目立つ(三白眼)になることもあります。修正手術が必要です。

4.ドライアイやゴロゴロ感
目薬や適切なケアが必要です。

5.二重の形が変わる
二重幅が狭くなる場合は、二重整形で修正が可能です。

当院のおすすめポイント

当院では、経験豊富な専門医が眼瞼下垂手術を丁寧に行い、以下の特徴を提供します:

・自然な仕上がりを追求。
・保険適用も可能な手術プランを用意。
・高度な技術を駆使したミューラー筋操作や挙筋腱膜法を採用。

お問い合わせ・施術予約

眼瞼下垂手術を検討されている方は、横浜・東京の当院でのカウンセリングをぜひご利用ください。

横浜:「湯田眼科」
東京:「湯田クリニック銀座」
また、YouTubeチャンネルで症例や手術の流れを動画で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!

公式 湯田ちゃねる公式 湯田ちゃんねる

下記の記事はより詳しく知りたい方が読み進めてください↓

眼瞼下垂手術の具体的な方法とは?

眼瞼下垂手術には大きく分けて2つの方法があります・

皮膚を切る眼瞼下垂手術

皮膚を切る眼瞼下垂手術は腫れます。
まぶたを持ち上げるのと同時に、ある程度二重幅が調節できます。
また厚ぼったいまぶたを同時にすっきりすることができます。

皮膚を切らない眼瞼下垂手術

皮膚を切らない眼瞼下垂手術はあまり腫れません。
皮膚を切らない眼瞼下垂手術には2つの方法があります。

糸を埋め込ませる埋没法(まいぼつほう)

埋没法は後戻りがかなりあるためあまりおすすめできません。
また目がゴロゴロすることが多いのもおすすめできない理由です。

まぶたの裏(結膜けつまく)を切る裏下垂(うらかすい)

まぶたの裏を切る裏下垂手術は私もかつてはしょっちゅうやっておりました。
しかしながら目への影響があるため、いまではおすすめすることはありません。

眼瞼下垂手術の手術操作部位による分類

眼瞼挙筋腱膜法(きょきんけんまく)


手術操作をする部位によっても分類することができます。
眼瞼挙筋腱膜法は多くの美容クリニックで行われている方法です。
まぶたのやや深めのところにある、まぶたを持ち上げる筋肉を操作する方法です。

ご老人には有効な方法ですが若い人には向いていません。

理由は、ご老人は、老化と共に挙筋腱膜が摩耗して薄くなっていることが多く
この手術で薄くなっているところを直接修復できるので非常に理にかなっており
キレイに治すことができるからです。

しかしながら若い方はそもそも挙筋腱膜は問題ないことがほとんどで
無理して挙筋腱膜で目の開きを良くしようとすると
スイッチをオンオフするかのような不自然な目の開き開きになることが多いです。
また、目が閉じにくくなってしまうからです。

ミューラー筋法


まぶたの深いところにある、まぶたを持ち上げる筋肉を操作する方法です。
ミューラー筋法は限られたクリニックで行われている方法です。
眼科のクリニックでは主流となっているようです。
自然な目の見開きで、非常にきれいな仕上がりになります。

両者

両者法は、ダイナミックな変化を求めている人に行う方法です。
強力にまぶたを持ち上げます。

筋肉の操作法によっても2つの分類があります。

タッキング法(プライケーション・プリケーション)

 



ダメージが非常に少ない方法です。その分後戻りすることがあります。

切除前転法(せつじょぜんてんほう)

 



筋肉をしっかり切除して、筋肉操作する方法です。
ダメージは大きいですが、後戻りする心配はありません。

※内角と外角処理について



内角と外角処理について。
この処理については美容外科医の中でも意見が分かれます。
内角と外角を切離することで
挙筋腱膜が前転しやすくなります。
私も、目の開きを良くするうえでやむを得ないときは行います。

内角と外角を処理するだけでは
目の開きが良くならないので注意が必要です。
あくまでも前転やタッキングをしやすくする処理だと考えましょう。

※開瞼抵抗処理について


開瞼抵抗処理について。
こちらも美容外科医の間で意見が分かれます。
モニュモニュした繊維組織を切除または切離することで目の開きが良くなると考えられています。
しかしながら手術の最中はたしかに目の開きが良くなるのですが
手術して1ヶ月もすると
この効果はほとんどもとに戻ってしまうことが私の経験で分かっております。
とはいうものの、前転あるいはタッキング手術が行いやすくなるので
私はほぼ前例おこなっています。
注意しなければならないのは
【開瞼抵抗処理だけでは一時的に目の開きが良くなっても元に戻る】ということです。

※何故ミューラー筋をいじることがあるのか?


眼瞼下垂を 1,000 症例以上こなしている先生はミューラー筋をまず間違いなくいじるはずです。
というのも仕上がりが綺麗だからです。ミューラー筋を操作しなくても綺麗にいくことは多いですが、1,000 症例を超えてくると限界に気づきます。
「スイッチを入れたかのように目が開く」
「不自然な開瞼」
「目が閉じづらい」
これは挙筋腱膜前転に頼っている術者の限界です。
この記事を読んでハッっとされる先生は少なくないのではないのでしょうか?

ミューラー筋を前転すると綺麗な開瞼が得られます。これは何故か??
ミューラー筋はゴムをイメージして頂ければいいかと思います。
かたや、挙筋腱膜は堅い紙です。堅い紙で引っ張れば不自然なスイッチオンオフ開瞼です。
またその硬さ故にあまり知られていないことではありますが、眼球が圧迫され屈折異常を起こすこともあります。
それに比べ、ミューラー筋は柔らかく、ゴムのように遊びがありますので自然な開瞼が得られるわけです。
ただしゴムであるがゆえにちぎれます。
そのため、当院では挙筋腱膜、ミューラー筋同時の操作が多いのです。
もちろん当院でもミューラー筋は極力損傷しないようにしております。

※ミューラー筋をいじってはいけないんですよね?という方へ。


一部の美容外科医、形成外科医の間ではミューラー筋をいじることに拒否反応を示すドクターがいるのも事実です。
これは医学論文に、ミューラー筋を障害することにより眼瞼痙攣を引き起こす、という報告があるからです。
ところが最近ではこの説を唱えていたドクターはすでに、手術後の眼瞼けいれんを直すためにミューラー筋を瞼板から外すという
ADMという手術を行っております。
つまりミューラー筋を損傷させているのですね。
ですから、ミューラー筋をいじってはいけない、という考えはすでに撤回されているのですが
未だにその説を信じられているドクターがいるのも事実です。

そもそも眼瞼痙攣は眼輪筋の痙攣であり、手術中の余計な侵襲により眼輪筋の神経に異常パルスが生じやすくなる、という考えのほうが的を得ている気がします。
もちろん証明することはかなり困難だとは思います。
ただし、医学の仮説は何が正しいかは証明するものがありませんので、一概にその仮説を否定するものではありません。
もちろん当院でもミューラー筋は極力損傷しないようにしております。

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