執筆・監修湯田竜司医師
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。
美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
2024年7月4日加筆修正
二重整形後のハム目が気になるあなた「二重整形後のハム目が気になる…治せるのかな…」
今回も「ゆだクリッ」「ゆだくり」のドクターユダが、こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
「ハム目の原因と修正方法【美容外科医湯田講座】」
記事の信頼性
記事を書いている私は、美容外科医・形成外科専門医(日本形成外科学会認定)で、美容整形国際学会でも受賞歴があります。
国内医学雑誌特集号にも「まぶたの美容整形手術について」執筆している専門家です。
他院で行われた二重整形手術の修正も得意です。
また一般眼科診療もおこなっており、二重整形後の後遺症治療も専門としています。
多くの美容クリニックで勤務した経験もあり、さまざまな美容外科医と交流もあります。
(著者プロフィールへ)
読者さまへのメッセージ
二重整形後のハム目が気になるあなたは、この記事を読めば「ハム目の原因と治し方」が分かります。
それでは詳細について見ていきましょう。
ハム目の原因と修正方法について美容外科医湯田が詳説していきます。
それでは参りましょう。
ハム目とは、
「二重ラインから下の皮膚が、まつげにのっかるように、
丸くぽてっとして、ふっくらしている状態」のことです。
まだ切る前の状態のハムが、丸くぽてっとして、ふっくらしている状態であることから
SNSなどで「ハム目」と浸透しました。
なんと、このワードをつくったのは、私の友人です(汗)
まさかの「ハム目の由来」です。
当時、二重整形後にハム目になり
SNSで、私の友人が大騒ぎし話題になりました。
その後、友人は韓国や日本で修正手術を繰り返し
最終的に私のところで修正手術を行い
現状では結果に満足されています。
ハム目にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
二重整形後のハム目の原因は?
通常、幅広い二重幅を二重整形で希望すると陥りやすいです。
全国には、二重整形後にハム目になってお困りの方が大勢いらっしゃいます。
幅広い二重にあこがれる気持ちは痛いほど分かりますが
それにはリスクを伴うことも理解しましょう。
ハム目の原因は4つあります。
順に見ていきましょう。
二重の引き込みが弱いとハム目になってしまいます。
二重になるには、瞼を開く筋肉と、二重ラインが癒着(ゆちゃく)している必要があります。
この癒着が弱いと、引き込みが弱くなってしまいます。
また、瞼を開く力が弱くても、二重の引き込みが弱くなります。
眼輪筋(がんりんきん)という、まぶたのたるみの原因となる筋肉です。
もともと、目を閉じる筋肉なのですが、少しの量だけで目を閉じるのは十分です。
量が多すぎると、たるみの原因になってしまいます。
このたるみがまつ毛の上に乗っかり、ハム目に見えるわけですね。
分かりやすく言うと、コラーゲンがあるところになります。
コラーゲンが多いと、弾力がでてハリもでます。
しかし、量が多すぎると、ふっくらし過ぎてしまうのです。
また二重整形後のコラーゲンは、コラーゲンの中でも質の悪いコラーゲン
「異常コラーゲン」になります。
この異常コラーゲンは弾力もなく悪さばかりするわけです。
皮膚は年を取るともちろんたるみますが、もともと生まれつきたるみがある方もいます。
一重まぶたの方は、二重まぶたの方に比べるとたるんでいますね。
この皮膚のたるみがまつ毛の上に乗っかりハム目になるわけです。
脂肪もハム目の原因になります。
ですが実は、脂肪はハム目の原因としては一番少ない原因になります。
患者さんの多くが
「脂肪が原因で、、、」
と言われますが
脂肪が原因であることはほとんどありません。
生まれつきハム目の方もいれば、二重整形後にハム目になることも。
ハム目はうまれつきの方も決して珍しくありません。
また、二重整形後にハム目になってしまうこともあります。
二重整形後にハム目になる理由について
二重整形後に
①癒着②筋肉③線維組織④皮膚のたるみ⑤脂肪
この5つがぽてっとしてぷっくりしてしまうことがあるからです。
また、二重の幅を広げれば、ハム目のリスクはあがってしまいます。
これは、二重の幅を広げると
①~⑤すべてが悪化するからです。
ハム目の治し方。
順にみていきましょう。
ハム目を治す基本的な方法は二重幅を狭くすることです。
二重幅は二重切開法でしか狭まらないことがほとんどですが
今の二重がそこまで頑固でなければ二重埋没法で狭くできることもあります。
睫毛上縁切開法で図の青線部分を切除することでハム目をすっきりさせることできます。
二重の幅を埋没法で狭めることで、ぽてっとしてぷっくりしているところを、奥にひっこめることができます。
目の開きを良くする「眼瞼下垂手術(がんけんかすいしゅじゅつ)」を行うことでハム目は治すことができます。
目の開きが良くなると、ぽてっとしている組織が、奥に引き込まれて、ハム目は治るのです。
ハム目の治し方の一番のおすすめは、まぶたの状態によって違います。
つまり、人によっておすすめする方法は変わってきます。
二重切開法でハム目を治したほう良い方もいれば
二重埋没法でハム目を治せる方もいますし
眼瞼下垂手術が必要な方もいるんです。
どの手術が良いかはしっかりカウンセリングで確認するようにしましょう。
ハム目修正の症例写真
以下に実際手術を受けた方をお示しします。
術後1ヶ月↓
術後1年↓
※メイクあり
手術名:二重切開修正手術
手術方法:皮膚を切ることで二重を修正する手術です。
副作用:腫れ、内出血、左右差、傷跡など
費用:自費診療 両側400,000円(税別)
このようにハム目(ソーセージ目・二重整形ぷっくり目)は治すことができるのです。
ハム目は筋肉・線維組織・皮膚・脂肪が原因で治し方は二重切開・二重埋没法・眼瞼下垂手術の3つあり、おすすめはカウンセリングでしっかり確認しましょう。
ハム目修正の名医 東京でお探しの方へ
自分で名医というのはおこがましいですが
私はハム目修正はよく行っている手術で満足度も非常に高いです。
顔たるみ銀座美容クリニックでも私は手術をおこなっていますのでぜひお問い合わせください。
顔たるみ銀座美容クリニックお問い合わせフォーム
今回の記事は以上になります。
他にも、二重整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。
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美容整形の未来をより良きものにするために大事なのは「多様な患者さまが正しい情報を得続け、自分に合った医師や方法を選ぶこと」だと思います。FUTAEは、患者さまのサステナブルな二重整形を、美容外科医と眼科医のコラボによって支援していきます。
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