執筆・監修湯田竜司医師
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。
美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
2022年9月5日加筆修正
二重整形をしたいあなた「二重整形をしたいけど二重切開と二重埋没法、どっちがいいの??・・・詳しく教えて欲しい…」
今回も「ゆだクリッ」「ゆだくり」のドクター湯田が、こういった疑問に答えます。
二重整形はしたいけど、埋没法と切開法、どっちを選んだら良いの?と悩んでいる方に向けて
特徴やメリット・デメリットを解説!
自分にはどれが適しているのかを考えるきっかけにしてください。
本記事のテーマ
二重整形の埋没法と切開法がどのようなものであるか
特徴とメリット・デメリットを説明する。
またダウンタイム中の様子やビフォーアフターなどのクリニック症例写真をご紹介
よりイメージを分かりやすくする。
この記事は、こんな悩みをもつあなたに向けて
二重整形をしたいと考えており、なんとなく埋没法と切開法があることはわかっている。
でも実際どういったものなのかについてはわかっていない。
また、自分にはどの術式が合うのかも分からず、知りたいと考えている。
上記でお悩みのあなたは、この記事を読めば悩みが解決することでしょう。
記事の信頼性
記事を書いている私は、美容外科医・形成外科専門医(日本形成外科学会認定)で、美容整形国際学会でも受賞歴があります。。
(著者プロフィールへ)
どっちがいい?埋没法or切開法の選び方について
美容外科医湯田講座参ります。
まずどっちがいいのかを説明する前におさらいしておいた方がいいことをお伝えします。
二重整形の施術法には何がある?
そうです。
二重整形には2種類あるのでしたね。
埋没法(切らない二重整形)
ぷち整形で、非常に多くの方が気軽にうけている美容整形ですね。
切らないで二重をつくれるので非常に人気なわけです。
切開法(切る二重整形)
整形についてある程度詳しい方がやる美容整形ですね。
切ることにはデメリットメリットがあるので
埋没法より、より慎重に臨む必要があります。
埋没法と切開法の特徴について
表にしてありますのでご覧ください。
※1 まつ毛からの距離5.5mmの場合です。二重幅を狭めると短くなり、広げると長くなります。1mm違うだけで1.5倍くらい変わります。
※2 まつ毛からの距離5.5mmの場合です。二重幅を狭めると短くなり、広げると長くなります。1mm違うだけで1.5倍くらい変わります。
※3 下手な先生がやると糸玉が見えることがあります。
※4 体質により大きく異なります。早い方では1ヶ月もすると目立たなくなる方もいます。3年はどんどんきれいになっていきます。
※4 まつ毛からの距離が6mm以上の場合、傷跡が目立つリスクが上がります。
※5 埋没法である以上は、どんな方法であっても永久であることはありません。長持ちして10年くらいです。
※6 二重切開法は基本的に永久ですが、非常に稀にとれてしまう方がいらっしゃいます。100人に1人ほどです。
※7 二重埋没法後に目のゴロゴロが治らない方がいます。糸を抜いても治らないことも。100人に1人ほどです。
※8 二重埋没法後、すこし内出血することがあります。
※9 二重切開後の内出血はよくあります。完全に消えるまで1ヶ月くらいかかります。その間はメイクやメガネを。
埋没法のメリット・デメリットとは?詳しく見ていきましょう。
①手術時間が短いのはメリットですね。
手術が短いと、気軽に手術を受けられますから。
②ダウンタイムが短いのはメリットです。
ダウンタイムは腫れていて目立つ期間のことです。
多くの方が、手術後の人目は気になります。
ダウンタイムが短ければ、人目がすぐに気にならなくなります。
③手術の跡が目立ちにくいのメリットですね。
美容整形が盛んになったとはいえ、やはり人から整形したことは指摘されたくない方がほとんどです。
手術跡が目立たなければ安心ですよね。
④手術のやり直し(二重修正)がしやすいの大事なメリットです。
万が一、整形した二重が気に入らなくても元に戻せるのは重要ですね。
デメリットについて詳しく見ていきましょう。
将来的にゆるむ可能性がある。
これが埋没法最大のデメリットです。
つまり効果が永久ではないということです。
一部の美容クリニックでは永久保証を謡い、あたかも効果が永久であるかのように誘導しているクリニックがありますので注意しましょう。
②希望の幅によっては難しい場合がある。
もともとのまぶたの状態によって
二重幅を広げすぎると目が開きにくくなります。
無理はしないようにしましょう。
③まぶたの中に異物が残る
ほとんどの方は問題ありませんが
異物の刺激により目がごろごろしたり
異物感を感じたり
将来ドライアイになってしまう可能性があります。
切開法のメリット・デメリットとは?順にみていきましょう。
メリットについてまずは詳しくご案内します。
①半永久的に持続する
二重切開は基本的には半永久です。
ただし、例外はあります。
100人に1人くらい切開法をしても二重が取れてしまうことがあります。
②デザインに融通がききやすい
筋肉の走行も変えることができるので融通が利きやすいです。
③異物がまぶたに残らない
異物を残したくない方はピュア法がおすすめです。
デメリットについて
①ダウンタイムが長い
埋没法に比べるとダウンタイムは長くなりがちです。
10日程度は強い腫れが想定されます。
②費用が埋没法より高め
どうしても手術操作が複雑になる分、手術費用は高めです。
③修正がむずかしい
埋没法に比べると圧倒的に修正が難しくなります。
当院では全国から修正手術の患者さんが訪れますのでご安心ください。
埋没法・切開法の費用は?
埋没法
1L法 11万円税込み
2L法 19.8万円税込み
切開法
ピュア法 33万円税込み
プレミア法 39.8万円税込み
になります。
ご参考ください。
自分にはどっちがオススメ?
正直、
「二重整形に何を求めるか」
によっておすすめする手術法は異なります。
理由は、二重切開法、二重埋没法それぞれの特徴は異なり
メリットデメリットも異なるからです。
実際、カウンセリングで、人によっては埋没法をおすすめすることもあれば
人によっては切開法をおすすめすることもあります。
確かに、一般的には、プチ整形である二重埋没法をおすすめする美容クリニックがほとんどです。
しかしながら、二重切開法にもメリットがあるため
必ずしもすべての方に二重埋没法をおすすめできるわけではないのです。
二重切開と二重埋没法、どっちがいいのかは、人によって異なるわけです。
まぶたに優しい術式は?
目にやさしい手術を受けたい方は二重切開法が良いです。
理由は
二重埋没法は、糸が原因で目に障害をもたらす可能性があります。
二重埋没法は、切らないので、目に優しいと思われがちですが
実際は、二重切開法の方が目に優しいです。
目へのダメージは、目の粘膜(結膜)にダメージが加わることで生じます。
二重切開法は、あくまで皮膚を切るだけで、目の粘膜はノーダメージです。
一方、埋没法は
糸を粘膜に貫通させるため
粘膜のダメージが少なからずあります。
確かに、挙筋法という特殊な埋没法を行えば
目へのダメージは最小限に抑えられます。
それでも二重切開法に比べるとダメージはあるのです。
目にやさしい手術を受けたい方は二重切開法が良いわけです。
まぶたがぶ厚い人は?
まぶたが厚いあなたは、二重切開法がよいでしょう。
まぶたをすっきりさせるには脂肪を取り除かなければいけません。
傷跡は残りますが、極力目立たないように丁寧に縫えば、傷跡はかなり綺麗になります。
多くの美容クリニックでは脂肪切除に追加料金が上乗せされますが、湯田眼科美容クリニックでは無料になります。
またご希望の二重幅は広すぎないほうがいいでしょう。
二重幅を広くすると、不自然になるリスクがどちらも跳ね上がります。
どのくらいの二重幅で不自然になるかは、人によって異なります。
まぶたが厚い方は、ちょっと二重幅を広げるだけでもかなり不自然になることがあります。
自然な二重になりたい方は??
まぶたが薄いあなたは、二重埋没法がよいでしょう。
二重埋没法は目を閉じても傷跡が残らないため自然な二重になりやすいです。
二重整形で、不自然になってしまう最大の原因は
「傷跡」です。
傷跡が残らない埋没法は自然になるわけです。
とはいえ、二重幅を欲張りすぎると埋没法といえど不自然になるリスクが上がりますのでほどほどに。
幅広い二重が欲しいあなたは二重埋没法が良いです。
幅広い二重を埋切開法でつくると
傷跡が目立つリスクがとても高いです。
傷跡が汚く
凹み
ハム目に見えるリスクが跳ね上がるのです。
確かに二重埋没法であっても
まぶたが厚い方は幅広い二重は作れません。
ですがまぶたが薄い方は、自然な幅広い二重をつくることができます。
二重切開で幅広い二重をつくると
傷跡などで不自然にみえるリスクは跳ね上がりますが
確かに、不可能ではありません。
二重切開で幅広い二重をつくるには挙筋腱膜(きょきんけんまく)というまぶたをあげる筋肉の一部を手術する必要があります。
多くの美容クリニックでは眼瞼下垂手術(がんけんかすいしゅじゅつ)の料金を上乗せして請求するところがほとんどですが、当院では無料でおこなっております。
ですが基本的には、不自然になるリスクが高すぎるためおすすめしません。
幅広い二重が欲しいあなたは二重埋没法が良いわけです。
※まぶたが薄い方に限ります。
腫れたくない方は埋没法がおすすめです。
理由は、埋没法の方が腫れが少ないことが多いからです。
確かに、二重の幅を狭めれば、二重切開法であっても、
腫れないことが多いです。
ですが多くの場合は
埋没法の方が腫れが少ないです。
腫れたくない方は埋没法がおすすめ、というわけです。
裏技としては
片目を眼帯で隠せるのでしたら、片目ずつ二重切開するという方法もあります。
腫れが落ち着いたら、片側をまた手術します。
永久的な二重になりたい方は切開法がおすすめです。
理由は、埋没法はどんな方法であっても
いずれ二重のラインが弱くなり
最悪の場合は、二重が完全になくなってしまうからです。
二重埋没法はどんな方法であれ、永久的な方法はありえません。
永久保証などのうたい文句にだまされないように注意が必要です。
また二重埋没法は3回までにしてください。
4回以上はまぶたや目のダメージが大きくなり、おすすめできません。
確かに、二重切開法であっても
二重が取れてしまうことはゼロではありません。
しかしながら私が手術をする場合は
めったにないことです。
永久的な二重になりたい方は切開法がおすすめなわけです。
カウンセリングで医師に相談するのが大事!
こうしてさまざまなことを列挙していきましたが
やはりもともとのまぶたの状態によっておすすめする二重整形は異なります。
まぶたの状態を正確に判断するには、実際の診療が必要不可欠です。
あくまでこちらでご紹介したのは、参考にとどめてください。
カウンセリングで医師に相談するのが大事なわけです。
埋没法・切開法の選び方のまとめ
ざっくりまとめると
リスクを取りたくない方は埋没法がいいです。
ある程度二重整形について詳しいあなたは、リスクをご理解の上
メリットが上回ると判断した場合のみ、二重切開法を選択してください。
二重幅を欲張らなければ二重整形で失敗することはほとんどありません。
二重整形で失敗する方は、希望の二重を欲張りすぎるからなのです。
自分がなりたい二重を望む気持ちは痛いほど分かりますが
それに伴うリスクを正しく理解した上で臨むようにしましょうね。
今回の記事は以上になります。
他にも、二重整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。
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