2018/10/11
シミ取りレーザーでよくあるご質問集
執筆・監修医師 湯田竜司
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「湯田先生の相談室」にようこそ。美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
著者プロフィール
シミ取りレーザーの失敗とは?
顔のしみを消したい、、、
でもレーザーは怖い、、、
失敗したらどうしよう、、、
シミ取りレーザーに失敗ってあるの??
シミ取りレーザーに失敗はまれにあります。
最悪の失敗は
白抜け
しみのところだけが極端にしみが抜けてしまって、白抜けしてしまいます。
レーザーを強く当てすぎるとこうなります。
現在の美容医療では治療法は、肌に肌色のタトゥーを入れてごまかすことしか思い浮かびません。
まだしみが残ってる
→再度半年間以上おいてレーザーまたは光治療が必要です。
しみが濃くなった
待つしかありません。
1年以上待つこともあります。
シミ消しレーザー後の経過を知りたいあなたへ。
経過としましては
焦げ付く
シミがレーザーによって焦げつきます。
真っ黒になり徐々にかさぶたになっていきます。
このかさぶたが剥がれるまで1週間~2週間かかります。
弱いレーザーや、しみの種類によってはかさぶたにならないことがあります。
その場合は、しみが一時的に濃くなります。
かさぶたが取れて赤みを帯びる
かさぶたが取れると赤みを帯びた皮膚になります。
人によってはかさぶたにならないこともあります。
その場合は一時的にしみは濃くなり、徐々に薄くなっていきます。
場合によっては炎症後色素沈着といいまして、また再度シミが濃くなったようになることがあります。
人によっては落ち着くまで半年くらいかかることもあります。
シミ消しレーザー後にかさぶたにならないで不安。
弱いレーザーや、シミの種類によっては、レーザー照射後にかさぶたにならないこともありますが、心配はいりません。
一時的にしみが濃くなることが多いのですが、薄くなるまで時間が必要です。
気長に待つしかありません。
シミレーザー後にテープは必要??
レーザー後に紫外線に当たるとシミが悪化しますので、紫外線予防にはテープは貼ったほうがいいでしょう。
弱いレーザーの場合は、テープを貼らないでも大丈夫です。
シミレーザー後、かさぶたが取れない。
レーザー後のかさぶたは無理にはがす必要はありません。
早くかさぶたを取りたい方は、シャワーを浴びる30分前にワセリン(薬局で購入)をたっぷり塗って、ラップで覆いましょう。
シャワーの際、剥がしてシャワーをあびるとかさぶたが取れます。
シミレーザー後の痛みはどのくらいか?
シミ取りレーザーの施術中の痛みは、「耐えられるけど痛い・・・早く終わらないかな・・・」というくらいの痛みです。
施術はすぐに終わるので、あまり苦になりません。
施術後の痛みは、直後から「ヒリヒリ」とした痛みがあります。
次の日には痛みはなくなります。
しみ・美肌・美白治療フォトフェイシャルの失敗とは?
フォトフェイシャルに興味があるけど失敗とかが怖い、、、
フォトフェイシャルはしみ取り・美肌・美白効果が強く、ダウンタイムがない非常に人気の美容皮膚科メニューです。
フォトシルクプラスやM22など多くの治療機器がありますが、効果に大きく違いはありません。
しかしながらごくまれに失敗するケースも報告されております。
どんな失敗があるのでしょうか???
肝斑の悪化
肝斑にフォトフェイシャルを当てると悪化する。
とよくありますが最近の光治療ではそのようなことはなくなりつつあります。
フォトフェイシャルを当てると悪化するわけではなく、出力や機械の設定に問題があるケースがほとんどです。
出力が強すぎて変な模様がでる
同じく出力設定が強すぎると、やけどを起こし、跡になってしまうことが報告されております。
以上の失敗をなくすには、フォトフェイシャルは最初は弱めの設定で治療を開始し
肌が美しくなって、びっくりしないようになってから徐々に出力を上げるのがいいです。
しみ取りクリームの副作用とは??
しみ取りクリームに興味があるけど副作用がこわい、、、
しみ取りクリームには主に2つあります。
①ハイドロキノンクリーム
②トレチノイン
この2つです。
ハイドロキノンクリームはメラニンを退治します。
副作用は赤みがでることと、塗りすぎると、肌が白く色抜けしてしまうことです。
適切な濃度と使用法に注意する必要がありますのでドクターの指示に従う注意が必要です。
トレチノインはピーリングとほぼ同じ効果です。
浅いしみは剥がれ落ちるイメージです。
副作用は赤み、痛み、かゆみ、乾燥などです。
使用を中止し、保湿剤を多く使うようにしましょう。
美肌美白光治療機(フォトシルクプラス、M22、ライムライトなど)の経過を知りたいあなたへ。
フォトシルクプラス、M22、ライムライトなどの美肌美白光治療機を当てた後どんな経過をたどるの??
光治療機械には様々な種類がありますが基本的に経過は同じです。
経過としましては
黒浮き
シミまたはしみの卵が光治療によって焦げつきます。
徐々に黒く浮き出てきます。
この黒浮きが徐々に剥がれてきます。
人によってはこの黒浮きがほとんどない方もいます。
黒浮きが取れて肌にうるおいとハリがでる。
いかがでしたでしょうか??
ダウンタイム(人前に出づらい期間)を気にする方はほとんど気にする必要がないのでおすすめです。
シミレーザーには皮膚科?美容クリニック?美容皮膚科?形成外科?
顔のしみを消したい、、、
皮膚科がいいのか?
美容クリニックがいいのか?
顔のシミといっても実は様々です。
本当にシミであれば皮膚科でも美容クリニックでも美容皮膚科でも形成外科でもどこでも一緒です。
安いところをお選び頂ければ大丈夫です。
ただし、一見シミに見えても実は皮膚がんであったり、病気であったりすることがあります。
その診断に一番優れている先生は皮膚科の先生です。
次に安心できるのが形成外科の先生です。
美容外科、美容皮膚科の先生が一番のド素人です。
シミ取りレーザーとシミ光治療、どれがいいの??
シミレーザーと光治療機、どのシミ取り治療機械がいいの?
シミ取りレーザーや光治療には本当にさまざまな治療機械があります。
ダウンタイム(レーザー後はしばらくシミが濃くなります)を気にしない方はQスイッチレーザーがおすすめです。
通常は1週間ほどでシミがポロリと取れますが、一時的にシミが悪化する可能性もあります。
良くなるまで1年以上かかる方もまれにいます。
そのような副作用が怖い、、、
という方は光治療がおすすめです。
光治療には本当に様々な機械があります。
フォトシルクプラス、オーロラ、ライムライト,M22
どれもそれほど大きな違いはありません。
シミレーザーとシミ光治療の違いとは??
シミレーザーは調べてみるといろいろある、、、
シミレーザーと光治療機、一体なにが違うの?
一体どれがいいの?
少し難しいお話を致します。
「レーザー(laser)」とは実は
「light amplification by stimulated emission of radiation」(誘導放出による光の増幅)
の頭文字を取った略語なのです。
つまり
レーザーは光なのです。
なのでよく、「レーザーと光治療機の違いはなんなの?」
という質問をいただきますが、レーザーも光治療機です。
大きな枠組みとして光治療機があります。
光治療機にはいくつも種類があって、そのうちのひとつにレーザー治療がある。
というわけです。
さらに専門的なお話をしますと
レーザーの特徴は
(1) 単一波長(単一色)
(2) 位相が一致
(3) 方向が一致
という難しい特徴があります。
これを簡単に言いますと
一つの光を極端に集めたもの、とご理解下さい。
それに対して光治療機とは
いろいろな光が混ざっていてもいいのです。
一つの光を極端に集めたレーザーはパワーに優れていて強力です。
まさに最強のシミ治療機です。
ですが最強な故に副作用も強いのです。
それにくらべ、
いろいろな光が混ざっている光治療機は効果はマイルドですが
マイルドな光刺激が美肌効果などの相乗効果をもたらします。
副作用もマイルドです。
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